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トレド塩尻店

トレド塩尻店の完成現場のご紹介です。
こちらの作品はでは、リビングの目隠しと門柱を組み合わせたシンプルモダンのお庭になります。リビングの目隠しにアルミの化粧柱とグレー色のジョリパットの塗門柱でシンプルに仕上げました。塗塀には表札とポストを取り付け、カラーはブラック。グレーとブラックかっこいいですよね。アルミの化粧柱も建物外壁の木と調和をとるために木彫カラーを選択しました。

道路から玄関までのアプローチをコンクリート仕上げにしました。ただ玄関まで歩くまっすぐなアプローチだとつまらないので副門柱として金網に石をつめて施工するガビオンを設置しわざとクランクに仕上げました。まっすぐなアプローチより奥行き感がでてゆとりあるアプローチになりました。ガビオンの後ろには株立ちのアオダモを植栽し、家付きのは浅間石ガロックを敷き込み低木・下草でアプローチを演出。

ガビオンの中に詰めている石は戸隠山の近くで採れる自然石です。一つ一つ石をクルクルと回しながら石を組み合わせていきます。自然石の良さを引き出す門柱になりますね。また二期工事のご依頼もきているので完成したらまたご紹介させていただきます。お楽しみに!
稲刈り


今年も稲刈りシーズンを迎えました。
4月ごろから稲を育て田んぼを耕し、5月中旬に田植えをして9月中旬に収穫になります。6か月かかります。白米を口にするまでかなり月日がかかりますね。
「米」という字を分解すると、「八十八」となります。これはお米ができるまで八十八回も手かけると言われているからだそうです。

今の時代は、機械化が進み作業が楽になりました。ですが、機械をそろえるまでに相当設備投資が必要で今の機械が壊れたら田んぼをやめてしまう人が多いのが現実です。

今年、我が家は例年より収穫量が増えました。これで来年の9月まで美味しいお米が食べられます。
お米といえば今年、林業笠原造園の社長が空いている田んぼを借りお米作りをしました。耕し、田植えをし、水管理、草取り、あぜ道の草刈り、そして稲刈り、収穫。まさに八十八回の手間をかけ大収穫したそうです。そしてそのお米を林業笠原造園の社員に無償で提供してくれるそうです。只今、本社の事務所は米袋の山ができています。空いている荒れた田んぼを借りてお米を作るというのは相当な労力が必要だったと思います。

稲刈りが予定より早く終わったので近くの近くの山の中へ散策に行きました。
車で山道を走っていると、コンクリート壁に植物がいい感じに生えていました。車をとめて近くへ行ってみると、なんとコンクリート壁から出ている水抜き穴から植物が垂れ下がっていました。いったい何年かけてこの状態になったのか?
色々な種類の植物が入り混じり共存していて自然界が作り出すアートを見せつけられました。しかも何か所もあり一つ一つ違いがあり「すごいの一択」。
これをトレドのお客様のお庭に作りたいと思いました。植物の後ろからライトをあてライトアップすればいいんじゃないかな?どーやって作ろうかなぁ?ちょっと考えてみます。




山に入り小さな小川を登りつめていくとこんな景色に出会えました。水がチョロチョロながれ岩をつたい小滝ができ、小川を包み込むよう育っている植物たち。
やられちゃいました。
自然にはかなわない。山に入るといろいろな発想が湧いてきます。今度は秋の紅葉シーズンに行ってみようかと思います。
