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なじむ。
お客様の現場調査の途中に2年前施工させて頂いたお客様のお宅に立ち寄りました。
植物が元気に育ち、建物・ジュエルグラス門柱にとても馴染んでいました。
完成時はポツポツしか植えなかった植物ですが成長し共存しながら景色を作っていました。植物の成長量や葉っぱの色・花の時期など合わせる事でバランスがよくなります。好きな植物を植えて楽しむことも大切ですが成長しすぎてバランスが崩れてしまうので気を付けたいところです。
こちらの作品は17年前に施工しました。
天然石に苔が付きシシガシラ・シダ植物が生えてきています。年月が経つと環境が整い、いろいろな植物が生えてくるので楽しみが増えますね。
庭がなじむことで人間では作ることのできない景色が生まれます。
自然には勝てないなぁ~
アーキレール・アーキキャスト
お子様やご年配のご家族がいる方、または道路との高低差があってお家にスロープや階段があるお宅もたくさんあります。スロープや階段がある場合、ほとんどの方が手すりが欲しいと答えます。トレドでは建物の雰囲気を壊さないおしゃれな手すりをおすすめしています。
これはリクシルさんの「アーキレール」です。部材がシンプルで外観のイメージを壊さないデザインになっています。笠木や柱はベーシックなアルミ形材色の他に、クリエモカ・クリエダーク・チェリーウッド・オークのラッピング色も選べます。
用途に合わせて転落防止のために横桟、縦桟をオプションで取り付け可能です。
もちろん階段の段差部分やスロープ部分も傾斜に合わせて設置出来るのでご安心ください。
こちらはトレドで実際に施工したアーキレールです。端部キャップと縦桟は欧風Aタイプで、高級感のある仕上がりになっています。
こちらはトレドショップの入り口です。アーキレールにアーキキャストフェンスを取り付けた仕様になっています。トレドショップは建物基礎が高く、玄関ポーチを作った際に高さが出てしまうので転落防止のためにこの手すりを設置しました。
ちょっと話がそれますが…トレドショップの入り口、玄関ポーチの前は今苔がとっても元気です。苔にとっていい季節なんでしょうか?
モコモコと膨らんで、なんだかかわいいです。
お店の入り口近況
少し前にトレドショップの入り口に戸隠石を割って敷き詰めていく作業をご紹介しましたが、その続きになります。古材切り石と戸隠石の間にセメントを入れて固めた後、土を入れて目地は苔で仕上げていきます。写真はトレドの職人さんが目地に苔を詰めているところです。私もほんの少しやってみたのですが、苔にも生える向きがあるらしくそれを見ながら植えていくのがなかなか難しい…
職人さんがあっという間に仕上げてとても素敵な玄関が完成しました!石も苔も自然の物なので柔らかい優しい見た目になっています。ここに植物が植わればもっといい雰囲気になってくるかと思います。トレドにお越しの際は入口の足元に注目してみてください。
トレドで施工させていただいた中にも鉄平石、天然石を使用したアプローチやテラスなどを多く施工しています。洋風、和風関係なく天然石を使えば自然な雰囲気になるので、建物や門柱、植栽をより一層引き立ててくれます。天然石は時間が経って色味などが変わってもそれが「味」になる物なので、天然石を使うことによって長くお庭を楽んでいただけるかと思います。
トレド松本・塩尻店オープンのお知らせ(令和3年4月1日より)