タグ: 菌根菌
芝生のニューアイテム
植物を育てることにあたって大事なことは土壌環境を整えること・
日照時間の把握・風通り・樹木が自然環境で生育している標高など、いろいろなことを考え植栽したいです。
今回は、芝生の生育を助けるための資材のご紹介です。

微生物土壌改良材・根に共存し、根を守る微生物
グリーンG2
こちらの資材は芝生の根に菌根菌が共生することで土壌中の栄養や水分を吸収し芝生の育成を助けます。
また使用方法が簡単で芝生の目土に必要量を混ぜ散水をするだけ。
自然には環境・動物・菌・虫など様々な条件が整うことで植物が生育しています。
自然環境に近くする事が大事です。林業笠原造園トレドでは新しい資材・技術に挑戦・開発し、外構・お庭を提案します。
お気軽にお問い合わせください。

樹木治療
個人邸だけでなく公園の樹木治療も行います。

エンジンコンプレッサーに特殊なエアースコップを取付け、エアーの力で表土を剥ぎ取っていきます。かなりの勢いで土が飛んでいくので飛散防止ネットを設置し、作業員はメガネ、耳栓をしなければ耐えきれません。



表土をほぐしたら、ここからは手作業です。マイナスドライバーや手ぼうきを使い、根を傷めないよう慎重に根気よく掘っていきます。
掘り終わったら根の剪定します。


根の周りに埋め戻す改良材を作ります。赤玉・炭・ゼオライトなど混ぜたブレンド材を根元に入れ、菌根を施し改良材で平らに均します。


最後に切り残しの部分をブランチカラーを残して切り直し、ビリ砂利を敷き均し作業終了です。これですぐには効果が出るわけではありませんが、管理方法を変えていくことが大事かと。除草剤をやめる、定期的に消毒を行い、強い剪定を避け自然樹形に近い剪定が必要と思います。


高山村のシダレ桜を菌根菌治療しました。
4月18日の須坂新聞の記事です。
高山村一番の古木、坪井のシダレ桜の菌根菌治療を行いました。
菌根菌とは、菌根を作って植物と共生する菌類のことである。土壌中の糸状菌が、植物の根の表面または内部に着生したものを菌根と言う。(wikipediaより)
高山村の観光資源として活用されている桜も樹齢100年を超える古木で、全体の半分が枯れてしまっている危機的状態ですが、村のシンボルでもある大切な桜を後世に残すため、継続的な治療をおこなう事で回復を目指しています。(須坂新聞記事より)
コロナの影響でお花見どころではない現状ですが、治療により桜が元気になって満開の花を咲かせてくれるのを願います。
これは高山村の桜ではありませんが、見事に満開ですね。
少しでもお花見気分を味わっていただけたらと思います。