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ランドスケープの力
先日横浜のマリンアンドウォークという海に面した商業施設を訪れた際のお話です。

赤レンガ倉庫の先にある海沿いのショッピングや食事を楽しめるスポットなのですが、
「ストリートスケープ型商業施設」(むむっ。聞きなれない言葉)として建設された
オープンモールの、ランドスケープが大変印象的でした。
海外の海沿いの街を思わせるような開放的な印象で、沢山のグリーンがベンチ等のファニチャーや舗装とよく調和されていて、ランドスケープの素晴らしさを体感しました。
樹木の選び方、配置、演出の仕方でこんなにも空間演出ができるんだ!
そんな感動をこのブログで伝えられたら良かったのですが、
当日は人が多かったり撮影が下手だったりで、魅力を少ししかお伝え出来ないのが残念です。




アガベ(多肉植物)は寒冷地での成長が難しいことが多いですが、
ユーカリのポポラスやローズマリーの組み合わせならば長野でも庭植えできる地域も多そうです♪
アメリカの西海岸風のお庭がお好きな方にはこんなことを提案したいな、など自分の中でいろいろと
アイディアが浮かんだり良い時間となりました。
隣の赤レンガ倉庫では大規模なクリスマスマーケットも開催されていて、樹木とライトの組み合わせも圧巻でした。

古いブロック擁壁のリフォーム
今回施工させていただいたのは、道路境界にあるコンクリートブロック擁壁の解体と、フェンスの新設になります。
上の写真は施工前です
通学路に面していることもあり老朽化によって万が一、倒壊などの事故が起きてしまわないように、新しく安全なフェンスでのリフォーム施工をさせていただきました。

角柱も解体させていただき、TOYOのブロックささらモードを積み上げ、角柱も新調しました。
角柱の笠木には天然御影石の450角を使用。

メインのフェンスは三協アルミの比美2型を採用しました。
目隠し効果もしっかりありますが、板すき間8㎜ありますので圧迫感が無く、風も通りますし
デザイン性もあって和風の雰囲気にバッチリ合います

これで古いブロック塀の心配もなくなり、すっきりと見栄えもとてもよくなりました。
I様、この度はトレドに工事のご用命をいただき誠にありがとうございました!
トレドではフェンスだけでなくお庭周り全体のリフォームも承っております。新築外構・リフォーム問わずお気軽にご相談ください!
シンボルツリーにおすすめ『イロハモミジ』を植えました
こんにちは
トレド松本塩尻店のKです。
先日は担当するお客様の植栽工事の手伝いに行ってまいりました。
その日は「イロハモミジ」と下草の植栽。
私は下草を植え付けをしました。

モミジを剪定する中村課長
お客様のイロハモミジは道路から玄関に通ずる途中に位置しています。
道行く人にも見えて、帰宅時に出迎えてくれるまさに「シンボルツリー」です。
成長もゆっくりで育てやすくお庭におすすめ。

下草をにらみつける中村課長
いったん準備されたイロハモミジの樹形がどうしても気に入らず
もう一度市場へ探しに出向き、納得のいくものを植えました。
造園業のプロ、林業笠原造園のこだわりです。
「イロハモミジ」はムクロジ科カエデ属の種です。
葉っぱが手のひらのように5~7枚に分かれていてこの裂片を「いろはにほへと」と数えたことによりこの名前が付けられています。
カエデ属のことを一般的に「モミジ」と呼んでいます。
「カエデ」は葉の形がカエルの手ににているので「蛙手」の意味で名づけられました。
植物学ではカエデとモミジは区別がなく、葉の切込みが深く入っているのは「モミジ」
切込みが浅いものは「カエデ」と呼ぶことが多いです。
「コハウチワカエデ」はイロハモミジより切り込みが浅いのが特徴です。
モミジ=和風
のイメージがあるかと思いますが、住宅展示場に行ってみると和風の家ばかりでなく
スタイリッシュ、モダン・・・様々な雰囲気のモデルハウスでもよく見かけます。
どんな家にもマッチして家を美しく見せてくれるのが「イロハモミジ」です。
イロハモミジは秋の紅葉だけでなく「春の新緑」も魅力的。
長い冬が明け、青々した葉から生命力が輝いて見えます。
あまり知られていませんが春には赤く小さな花を咲かせます。

秋は真っ赤に紅葉。昼夜の温度差が大きいと色づくと言われています。
そんなモミジを見ているともうすぐ冬が訪れるのだなと感慨深くなります。
大阪の箕面市では「もみじの天ぷら」が名物だそうです。
菅田将暉さんがラジオで語っていました。
どんな味なのか気になりますね。

久國紅仙堂HPより おいしそう!
イロハモミジを植えたお客様のお庭ももうすぐ完成です。
またこちらでレポートしたいと思います。