真心の味 鈴花

お酒は全然飲めないのですが、美味しいものを食べるのは大好きです、好き嫌いがほとんどないので何でも食べられるの

ですが、最近は、和食がいいなぁと感じます、お祝い事があり、会社のスタッフにも気持ちだけと思い何かあげようと考えた

時に、すぐに頭の中に浮かんだのは、小布施にある鈴花さんの料理でした、遠方から友人が来た時にも食事を考えた時に

鈴花さんに食事に行こうと思うことが多いです、外から店舗もとても素敵で、店内も和にモダンさが加わった雰囲気の良い

お店です、料理の味はなるほどと感じるものです。店主の気持ちが伝わってくる素敵なお店です。

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電話して、料理をお願いしたら喜んで引き受けて頂けました、お願いした月曜日の午後にはお店まで、出来たばかりの

料理をわざわじざご自身で届けたくださいました、深みのある箱を開けてみてビックリしました、まず驚いたのは色鮮やかに

盛られた料理の美しさです、季節感を感じる一品一品、口の中に料理を運んでまたビックリです、鈴花さんの料理が

美味しい事はわかっていたのですが、改めて美味しいと思いました、何度か食べた事があり知っている料理にビックリ

するのですから凄い事だと思います。眼で見ているだけで楽しめる、鮮やかころもであげられた海老、もみじの葉の形の

野菜と銀杏の葉の形に作られた芋、寿の文字の貼られた金色の包の中には、田作りが入っていて、柔らかく優しい

味でした、食べなれている栗も美味しい、レンコンの穴に詰まっている小豆、おそらくサワラだと思うのですが西京漬けが

美味しいです、深みのある箱の中には上から見ただけではわからないものも隠れていました、笹の葉に包まれていたのは

チマキでは無くサーモンかマスを燻製にしたものを乗せた寿司でした、滋賀ではお祝い事にかならず登場する赤こんにゃく

も入っていました、店主の鈴木さんとは何度か話をしたことがあるのですが、ちゃんと記憶していてくれて真心のこもった

料理を作ってくださり感謝しています。

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鈴木さんから、お祝いに太巻きを頂きました、太巻きが一本と、たぶんサバの棒寿司を一本

これも、驚かされました、この棒寿司、普段であれば絶対に食べる事のない嫁さんが美味しいと言いながら

幾つか食べたのです、こんな事は今までにありませんでした、生臭さがまったくなく酢飯には白胡麻が混ざり。魚の上に

薄く被せられた昆布、酢飯と魚の間にはとても細く切られた青しそと、手が掛かっています、太巻きも同じうに手が掛かっ

ています、酢飯を上と下に巻きその中に具がたくさん入れられていて、とても美味しく頂けました、作り手の気持ちが伝わ

ってきました、料理に感動したのは久しぶりの事です。

 

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栗は何度も食べていたのですが、箱に詰められた料理の中に、皮が

付いたままであげられている、栗が入っていた、これは、初めて食べる

栗の味でした、どんな味がするのだろうと思いながら、食べたのですが

栗では、初めての食感です、鈴花さんの料理には、他では掛けていな

い手間と工夫がある料理です、素材の事も良くわかっているからこそ

こんなにも美味しいものができるのだと改めて実感しました。

 

美味しい真心のこもった料理をありがとうございました。