京都粟田山荘のランチ
京都には、美味しいお店がたくさんあります。 年に何度かいきますが、一度気に入ると同じお店に行く事が多いです。 なかでもフレンチのナガタケは毎年行っています。 会席などの京料理もおいしいです。 今回正月に行ったときは、以前から一度行ってみたかった粟田山荘に予約を入れておいたので、楽しみにしていました。 テレビ・雑誌などでも取り上げられる事の多い粟田山荘の京料理、京都から名古屋に向かう6日のランチでの予約です。 個室があるので一歳になったばかりの孫を連れて行っても良いとのことだったので安心していくことができました。
平安神宮近くを山側に曲がっていき狭い道を進むと粟田山荘がありました。駐車場は3台のスペースしかないので、こちらもあらかじめお願いしておきました。 案内されたのが4人ほどで使える個室でまだ雪の残る庭を見ることもできました。畳の部屋ですが腰掛が用意されていて楽な姿勢で食事をする事も出来ました高さも高すぎてずに丁度良い高さでした。
部屋に入りしばらくすると、お茶がだされました。コブと梅の入った「福茶」だそうです。注文しておいた粟田重がテーブルの上に置かれ、さすがと思わせる、見ていてもおいしそうな料理でした。 お造りの乗せられた器には6品があり、その下段にも料理があまます。
上段を下すと下から下段の料理が現れます。上段は大間のマグロにイカのお造り、鮟肝は久しぶりに食べましたが、とても美味しかったのに、娘と嫁さんは手を付けませんでした。「こんなにおいしいのに」京野菜の煮つけも良い、下段には海老の下に焼き栗がかけれていて、黒豆には金箔が添えられ湯葉の揚げ物サーモンの巻物、胡麻の掛かった鯖寿司にかぶがのせられていた。どの品も丁寧に作られているのがわかる料理でした。
お重の他に、炊き合わせ・揚げ物は蟹足の天ぷら・吸い物は海老しんじょうに白きくらげ、ひと品ずつ味わいながら頂きました。
ご飯が蟹の炊き込みごはんで、山荘に行く前に孫の食事を済ませて行ったのですが、美味しそうにニコニコしながらご飯を食べていたのが印象的でした。最後に抹茶と焼き菓子が出てきました。きんつばのように見えたのですが、口に入れると暖かく胡桃の暖かいものが出てきました。 食事は満足のいく京料理で、食べることができほんとうによかったのですが、接客は、これだけの料理を出す事ができるのに、少しもったいない感じです。