第二の故郷 斜里の風景

40年以上前のことになりますが、結婚する前に、北海道の斜里町で5年ほど暮らしていました。 オホーツク海に面した町で知床の先端まで続く自然が美しい町です。

アルバムから40年前の斜里岳

先週末に、私たち夫婦にとって、とても大切な人が永眠して、ここ数日は、斜里で過ごした日の写真をアルバムを開き見ています、画像はアルバムの写真をカメラで撮ったものです。 町から南側に見える大好きな斜里岳です、斜里岳の向こう側には摩周湖があります。

アルバムから40年前の斜里の浜から知床を望むアルバムから40年前の斜里の浜から網走方面アルバムから40年前の斜里の浜の夕日

斜里の浜に出ると、東側には知床のの山並みが見え、反対方向の西側の遠くに網走の灯台が見え、夕日は、その方向に沈んでいました。 このあたりは砂丘が続く砂浜で冬には流氷が押し寄せ、時には10メートルの高さを超える流氷の山を作っていました。

アルバムから40ネン前の以久科原生花園アルバムから40ネン前の以久科原生花園036

当時の斜里の町を駅の近くから眺めるとこんな感じでした、町から少し行くとオホーツクの海岸沿いに以久科原生花園が広がり、7月には、数十万株もある自生のエゾスカシユリが咲いていました、原生肝炎の向こうは知床。

40年以上前の摩周湖アルバムから40年以上前の摩周湖

霧の摩周湖と呼ばれているカルデラ湖ですが、私は霧の摩周湖を見たことがありません、よく晴れてきれいな湖、白黒の写真は霧ではなく空に浮かぶ雲が鏡のように映っている様子です。 斜里の町からも一時間もあればいける距離で、カルデラ湖ですが裏摩周と呼ばれている北側から湖畔に降りることのできる場所がありました、斜里から電車に乗り「みどり」の駅で降りて、2時間ほどあるけば行くことができたので、空になった一升瓶を持ち、摩周湖の水を汲んで帰り、夜に仲間たちと宴会をしました。 湖に潜ると、とても綺麗で、日差しが湖の中まで差し込んで信じられないほど綺麗でした。摩周湖にはザリガニ生息していて、驚いたことに緑色をしていました、湖畔にはエゾリスがたくさんいて、人を知らないようで手に乗ってきました。本当に自然が豊かな北海道。

神の島カムイシューの前で

摩周湖に行ったことのある人は、わかると思いますが、湖の中に島があります「カムイシュー」 そのカムイシューに行った時の写真です。冬になると一面に氷が張る摩周湖はカルデラ湖なので絶壁に覆われていて張った氷が不気味な音を鳴らします、ボーンボーンと、湖畔から急ぎ歩きでも40分は掛かりました、小さく見えていた島も近づくと、意外に大きな島でした、この日、午後から転向が急変して、一寸先も見えない状態になり、あわや遭難するかと心配しましたがね何とか無事に戻れました、タクシーを呼んだのですが、雪のために私たちがクルマヲ押
しながら何とか駅まで戻りましたが、凍傷寸前でした。