知床のオホーツクの浜　原生花園で咲く花達。

北海道には、自然に花が咲いている原生花園が何か所かあり、知床にもあります。　昔よく通った以久科原生花園は、オレンジ色が鮮やかなエゾスカシユリが群生している場所で、当時はとても綺麗でしたが、現在ではかなり減っています。　

写真は、40年前に私がユースホステルでヘルパーをしていて、花の季節、ユースに宿泊した旅行者を以久科に案内した時の写真です。斜里の浜は砂丘が何キロも続いていて、そのうえに原生花園がありました。　エゾスカシユリが数十万株あった場所です。

先週、訪れた時の様子です。　あんなに沢山あったユリが、ポツンポツンと疎らです、こんな感じでも初めて見る人には綺麗に見えるかもしれませんが、とても寂しい気持ちになってしまいました。　自然に咲く花はその場所にあるから綺麗なのに、盗掘して持ち帰ってしまう人が多く残念です。　自然は元のように戻すにはね長い月日が掛かっても元の様にはならないから。

斜里の浜が好きで歩いて、咲いている花を写真に治めました7月咲いていた花は左からエゾスカシユリ・エゾキスゲ・エゾカワラナデシコ・エゾノカワラマッツバ。

ハマヒルガオ・ハマナス・ハマボウフ・ハマエンドウとどれもハマが名前に付いているように砂丘に咲いている花達です。

砂丘で咲いているシシウドの向こうにオホーツクの海が見えています。　夏の間は波が穏やかで夜になると暖かな砂浜に寝そべって、オホーツクの海に落ちていく流れ☆を見に行きました。　本当によく見ることができ10分もしないうちに流れ星が見えたものです。