シャラの一番花。

今年のシャラの花が最初に咲いたのは、6月29日と少し前のことになります。 シャラの樹はエクステリアデザインの中に良く使われる樹で、西日が強く当たる場所などでは頭から枯れやすい樹なんですが、竹箒を逆さにした感じの樹形が綺麗で、デザインノ中に組み込む事が多いです。20年以上前に庭を造り、半分ほどの丈で残っています、このシャラは思い出深く、植えて数年は、ツバメが何羽も枝に泊り、夜を過ごしていましたが、ゴールデンレトリバーを飼い始めてから枝で休む様子は見られなくなりました。 画像の花は東側のシャラで、この機はどこも枯れずにいてくれています。

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東側のシャラは、大きなマロニエの樹の下が西日は当たりずらい場所になっていて元気シャラの別名は夏椿で、花が一晩で散ってしまう椿のような花だから、そんな名前が付いているのでしょう。 シャラの花で一番強く印象に残っているのは、須坂にある田中本家の中庭で咲くシャラの樹です。京都の庭職人が造った庭、建物に囲まれた中庭は少し陽当たりが悪く、シャラにはきっと良い条件なのか小さな小川が蛇行して流れ、イワナも泳いでいた、ちょうどシャラの花のシーズンに出かけて行ったことがありますが、大きな木の下が、いちめん真っ白でシャラの花で埋め尽くされていたその景色があまりにも見事で忘れることができません。 シャラの花のような白花は、時が過ぎると綺麗だとは言えなくなってしまいます。

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お客様とのエクステリアの打ち合わせで、予算の関係で植木・下草を後回しで考える方が最近は減っていると感じています。 やっぱり緑のない庭はなんだか寂しい、あまり庭に手をかけたくはないと言われるお客様も増えていて人工芝を要望される方が多いです、でも、庭に樹があることで気持ちが全然変わります。 エクステリアの庭づくりに欠かす事の出来ないのが植木です。